TikTokを運営する字節跳動(バイトダンス)が米特許商標庁(USPTO)に提出した文書によると、同社が米国市場向けに「TikTok Music」アプリを開発している可能性がある。
Business Insiderがいち早く報じたように、バイトダンスは米国時間5月9日に、USPTOに商標登録を出願している。出願書類には、「ユーザーが音楽、楽曲、アルバム、歌詞の購入、再生、共有、ダウンロードできる」ものや、「エンターテインメント、ファッション、スポーツ、最新の出来事に関する、音声や動画でのインタラクティブなメディア番組のライブ配信」など、さまざまな商品やサービスが列挙されている。
また出願書類には、楽曲やアルバムに対する「コメント」、歌詞や楽曲の一部の共有、カラオケ機能、メッセージやマルチメディアのユーザー間送信など、このアプリに組み込まれる可能性のあるソーシャル機能もいくつか挙げられている。
バイトダンスは既に「Resso」という音楽ストリーミングアプリを保有しており、インド、ブラジル、インドネシアで提供している。このアプリでは、歌詞画像の共有、楽曲に対するコメント、プレイリストの共有など、TikTok Musicに組み込まれる可能性のあるソーシャル要素の多くを利用できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス