Instagramは米国時間7月28日、短編動画アプリ「TikTok」と似過ぎているとユーザーから批判されたことを受け、アプリでテストしてきた変更を一部中断すると発表した。
Meta Platformsが運営するInstagramは、新たな全画面表示のフィードのテストを中断し、他の選択肢を探ると述べたが、それがどのような選択肢であるのかは明らかにしなかった。Instagramは、フィード内に表示される「おすすめ」の数も一時的に減らす。
Metaの広報担当者Christine Pai氏は、声明で次のように述べている。「アプリへの変更を調整する可能性があると認識している。世界が変化する中でInstagramも進化する必要があると思っているが、正しく進化できるように時間を取りたい」
今回の中断は、InstagramがTikTokに後れを取るまいとするなかで、ユーザーの反発にどう対応しているかを示している。そうした批判は、有名人のKim KardashianさんとKylie Jennerさんが、TikTokをまねするのはやめて、友達との写真の共有に注力するようInstagramに促すミームをシェアした25日に、最高潮に達した。Instagramの責任者であるAdam Mosseri氏は26日、動画のツイートで、写真のサポートは続けるが、動画の割合は徐々に増えていくと考えていると述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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