Meta Platformsは、コンテンツ利用料を支払ってパートナーのニュースパブリッシャーから「Facebookニュース」向けにニュースの提供を受けているが、米国時間7月26日に米国のパートナー各社に対し、今後契約を更新しない方針を伝えたという。この動きはニュースサイトのAxiosがいち早く報じたもので、Metaは米CNETの取材に対してこれが事実であることを認めた。Metaは動画やクリエイターによるコンテンツを優先して売上減少やレイオフの可能性に対処するため、所有するSNSプラットフォームを全面的に見直しているところで、FacebookとInstagramに多くの変更を加えている。
ニュースパブリッシャーはまだ「ニュース」タブにコンテンツを配信できるが、CNN、The Wall Street Journal、The New York Timesなどの企業はそれぞれMetaと締結している3年契約の期限が切れた時点で、報酬を受け取れなくなる。
Metaの広報担当者は、電子メールで寄せたコメントの中で次のように述べている。「当社は3年前に米国でFacebookニュースに配信するニュースリンクを増やすテストのために契約を結んだが、それ以降の状況は大いに変化した」「ほとんどのユーザーはニュース目当てにFacebookを利用しているわけではなく、ビジネスとして見れば、ユーザーの好みにそぐわない分野に過剰投資するのは合理的ではない」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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