NTTドコモと読売新聞東京本社は6月6日、東京ドームで行われる巨人対横浜戦(6月21日)から、座席での観戦に加えて、試合中の選手の表情やバックネット裏からのアングルなどを手元の5G対応スマートフォンなど楽しめる「5Gマルチアングル」サービスを開始すると発表した。
5Gの特長である大容量通信と低遅延を生かした、ドコモの「マルチアングル機能」を活用し、2階席からは通常見ることのできないバッター、ピッチャーにズームした映像など、最前列で観戦しているような臨場感のある映像(音声無し)を提供する。
イープラスで販売する東京ドーム巨人戦の「指定席C(2階席)」観戦チケットのオプションとして、視聴コードを550円(税込)で販売する。決済方法はクレジットカード限定で、販売は試合日3日前の23時59分まで。サービス開始時は限定100席で販売し、今シーズン中に500席に拡大する予定。
2021年10月23日に実施した「8K カメラ×AI 自動編集×マルチアングル映像体験」の技術実証を経て、正式サービスとして開始する。今後はAI技術を活用した選手の選出、自動追尾による特定シーンの切り取りといった機能を搭載するという。
5G対応スマートフォンでの視聴を推奨しているが、それ以外でも可能。また、視聴時はWi-Fi設定をオフにする必要がある。90分間視聴した場合の通信量の目安は約2GBになるという。
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