Amazonは米国時間5月25日、衣料品を取り扱う実店舗の1号店をカリフォルニア州グレンデールに正式オープンした。ショッピングモールのThe Americana at Brandに置かれたこの「Amazon Style」は、メンズおよびレディース向けのアパレル、アクセサリー、シューズを扱う。
ロサンゼルス都市圏の顧客は、Amazon Styleを訪れ、おなじみのブランドや新進デザイナーの商品を見ることができるという。Amazon Styleは、実際に商品を手にとることができる実店舗でのショッピングをテクノロジーと融合した体験を提供する。店舗を訪れた客は、商品を選んで「Amazon Shopping」アプリでQRコードをスキャンすると、色やサイズのバリエーションをはじめとする商品の情報を確認できる。同アプリでは、商品を試着室やレジに送ることも可能で、自分に合うサイズを探したり、商品を持って店内を移動したりする必要がない。
Amazon Styleはアルゴリズムを使って、パーソナライズされたおすすめ商品の案内や、キュレーションによるコーディネート例も顧客に紹介する。店舗を訪れた顧客が気に入った商品をスキャンして、好みを絞るにつれて、アプリが好みに合ったお買い得品をお知らせする。Amazonによると、試着室にいる時には、顧客が選んだ商品に加えて、好みに合わせて提案されたスタイルを見ることができるという。快適な試着室からショッピングを続け、試着する他の商品を届けてもらうこともできる。この店舗では「Levi's」「Tommy Hilfiger」「Pavoi」「CRZ Yoga」「Champion」などのブランドを取り扱っている。
店舗の従業員が顧客を迎え、チェックアウトを支援し、商品を試着室に運ぶ。しかし、顧客が店舗で直接商品を見て回り、その後にオンラインで購入することもできる。あるいは、Amazon Shoppingアプリで商品をスキャンして取り置きし、後日に購入したり、Amazon.comで扱われている衣類を店舗に送ってもらい、試着したりすることも可能だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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