全日本空輸(ANA)は5月24日、スマートフォンなどを利用し、ストレスのないスムーズな旅を提供する新サービスモデル「ANA Smart Travel」を開始すると発表した。
同サービスでは、スマートフォンなどのモバイルデバイスを利用し、「旅行の計画」や「予約・購入」だけでなく、各種渡航書類の登録や機内食・機内販売の事前予約など、旅の過ごし方を自身で計画できるという。
また、搭乗便の出発24時間前より「オンラインチェックイン」「座席選択・変更」「搭乗券発行」に対応。搭乗当日は、空港アクセスナビにより、搭乗便までのナビゲートも行うという。
これにより、事前にオンラインチェックインを行い、モバイル搭乗券を発行しておけば、空港到着後はカウンターに立ち寄らず保安検査場を通過し、飛行機へと搭乗可能(預ける手荷物がある場合は、保安検査場通過前に手荷物カウンターまたは、自動手荷物預け機に寄る必要がある)。
同社では、4月26日より国内線オンラインチェックイン機能をリニューアルしており、事前に予約情報を連携することで、ANAアプリを開いてからワンタップでオンラインチェックイン画面や搭乗券表示が可能。
加えて、6月からは座席選択・変更のワンタップ表示にも対応。今年度中には、ツータップでオンラインチェックインを完了、ワンタップで搭乗券発行ができるようになるという。
搭乗の各シーンに合わせたサポートも実施。欠航・遅延など、運航に関する情報をタイムリーにスマートフォンなどへ通知するほか、予約便で出発時刻や搭乗口の変更などの急な変更が生じた際は、パーソナライズされた情報を通知する。
2023年度には、遅延や欠航による補償の手続きもスマートフォンなどを利用して可能になる予定。
同社は、オンラインチェックインの利便性向上など、空港での混雑を避け、非対面・非接触で搭乗手続きができる環境を構築している。これに伴い、現在国内線で提供しているSKiPサービスについては、2023年3月31日をもって終了する。
さらに、2023年4月以降順次、国内線自動チェックイン機の取り扱いも終了。オンラインチェックインを利用できない・操作方法がわからない人向けには、これまで通りカウンターやSPECIAL ASSISTANCEblankでの手続きで対応するという。
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