グーグルは3月29日、東日本旅客鉄道(JR東日本)、京成電鉄と協力し、「Google マップ」から両交通機関のチケット予約ページへの直接アクセスを開始すると発表した。
例えば、Google マップでJR東日本エリアで完結するルートを検索した場合、JR東日本が運営する「えきねっと」へのリンクを表示する。ブラウザ版えきねっとへ遷移でき、検索ルートを保持したまま切符が購入できるという。
えきねっとでの購入は、会員登録とログインが必要。予約可能時間は、5時00分から翌日1時50分(23時50分から0時10分の時間を除く)。予約可能期間は、1カ月+1週間後までの乗車分となる。
なおJR東日本は、福島県沖地震の影響により、現在東北新幹線の一部区間で運転を見合わせている。そのため、Google マップで案内された経路であっても、えきねっとで切符が購入ができない区間があるという。また、えきねっとは発着経由情報から利用時間の短い列車を案内するため、Google マップの検索結果と異なる列車を案内する場合があるとしている。
チケットリンクのほか、両交通機関が提供するリアルタイム運行情報にも対応。リアルタイムの到着、出発時刻や電車の位置情報、遅延情報などを確認できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」