Googleは米国時間3月23日、「Google Play」ストアで提供するアプリの課金方法について試験運用を開始すると発表した。「参加する一部の開発者」を対象に、Google Playの課金システムとともに別の課金オプションも設置できるようにする。最初の参加企業の1社がSpotifyだ。
Spotifyによると、SpotifyアプリをGoogle Playからダウンロードしたユーザーには、Spotifyの課金システムと、「Google Play Billing」の2つの支払い方法が「並んで」提示されるようになるという。
「今後数カ月にわたり、SpotifyはGoogleのプロダクトおよびエンジニアリングのチームと協力してこの新しい体験を構築し、世界中の国々で展開していく。両社は一体となってテストと学習を進め、『Android』プラットフォームにおけるプロダクトの革新をともに模索する。ユーザー選択式請求システムの最初のバージョンを年内に提供開始する予定だ」とSpotifyは述べた。
両社はいずれも、このテストがGoogleの手数料にどう影響するかについては発表の中で明らかにしなかった。
AppleとGoogleはアプリストアの支払い方法について、世界中でますます厳しい目を注がれており、規制当局は両社のシステムがアプリストアとモバイルOSの分野で競争を妨げていると主張している。
Epic Gamesはアプリストアの慣行をめぐって、2020年から両社と法廷闘争を続けている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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