AIでルーティングする相乗りタクシー「nearMe.Town」--都内4区で開始、運賃は最大半額に

　オンデマンド型シャトルサービスを展開するNearMeは2月23日、タクシーの相乗りが2021年11月に解禁されたことを受け、東京都内4区（中央区、千代田区、港区、江東区）で事前予約制の相乗りサービス「nearMe.Town」を開始すると発表した。予約は24日15時から、乗車は25日から開始する。

オンデマンド型シャトルのイメージ

　一人でタクシーに乗車した場合と比較し、最大半額になるのが特徴。同社は2019年8月から、空港と都市を直接結ぶオンデマンド型シャトル「スマートシャトル」を展開しており、独自開発のAIによるルーティングの最適化を行っている。

　今回のNearMe.Townでも、独自開発のAIを利用して運行する。利用にあたっては、公式サイトから公式LINEの登録が必要となる。

　利用は事前予約制で、乗車前日の18時まで予約を受け付ける。運行時間は7～22時、発着は中央区、千代田区、港区、江東区内に限定されている。

　同社はNearMe.Townのサービスを通じ、利用者には低廉な運賃での提供、運行するタクシー事業者には新たな需要の創出と、輸送効率の向上につなげたいとしている。