象印マホービンは、店舗にてマイボトルを預かり、洗浄・保管して注文時に飲料を入れた状態で渡す有料サービス「ZOJIRUSHI MY BOTTLE CLOAK(象印マイボトルクローク)」の実証実験を2月15日より開始する。
実験店舗は、神戸市庁舎内の1階にあるスタンド型コーヒー専門店「神戸萩原珈琲店 127番地」(実施期間:2月15日〜4月30日)および、シアトルズベストコーヒーの「淀屋橋住友ビル店」(実施期間:3月1日〜4月30日)の2店舗。
なお、注文・決済にはLINEの公式アカウントを利用。初回のみ、同サービス専用のステンレスボトル(税込2500円)の購入と、公式アカウント「ZOJIRUSHI MY BOTTLE CLOAK」の友だち登録が必要。
専用のステンレスボトルは、シームレスせんを採用したステンレスボトル「SM-ZA36」をベースに、ふた(天面)と本体底面にシリアル番号とQRコードを印字している。
同サービスは、マイボトル(自分専用のリユース容器)を利用したモバイルオーダーサービス。対応店舗に対し、LINE公式アカウントから注文・決済を行うことで、各店舗付近の専用ロッカー(もしくは、店舗)から商品が入ったマイボトルが受け取れるようになる。
また、使用後のマイボトルをロッカー(もしくは、店舗)に預けることで、店舗が回収。その後、洗浄して次回注文時まで保管するという。
同社では、同取り組みを通じて、マイボトルユーザーの不満である「持ち運びの重さ」や「飲み物の準備」、「使用後の洗浄」といった手間を無くし、マイボトルの継続利用および、新規ユーザー獲得を促進することで、循環型社会の実現を目指すとしている。
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