2020年、2021年と2年連続で「一番読まれたビジネス書」(日販調べ)に輝いた大ベストセラー「人は話し方が9割」の続編がついに登場した――本書の紹介はこれだけでも十分かもしれないが、もう少しだけ本書の魅力を紹介させていただきたい。
本書では、人間関係において「聞くこと」が大切な理由や相手に安心感を与える「聞き方」のテクニックが、さまざまな事例を交えながらやさしく説明されている。特に注目したいのは、「聞くこと」が大切な理由だ。著者の永松茂久氏によると、「聞くこと」によって相手に安心感を与えることができ、誰からも求められる、貴重な存在になれるのだという。
ふだんのコミュニケーションを振り返ってみれば、自分が話している時間よりも、誰かの話を聞いている時間のほうが長いはずだ。となると、相手の話をうまく聞くことで人間関係がより円滑になっていくのは、疑いようもない事実だろう。
しかし「聞くこと」の力は、それだけにとどまらない。著者によると、どんな話も好奇心を持って聞くことで、人生がより楽しくなっていくという。
本書で語られる「聞く」という行為は、単に人間関係をより良くするものではない。あなたの人生をひとつ上のステージに上げてくれる「魔法」でもあるのだ。本書を手に取ればきっと、「聞くこと」の重要性をさらに深く理解できるだろう。
今回ご紹介した「人は聞き方が9割」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。
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