オンラインマーケット「Funds」を運営するファンズは12月24日、三菱UFJ銀行を借り手とする貸付ファンド「Money Canvasファンド#1」を公開したと発表した。
三菱UFJ銀行が同日に正式リリースした、資産形成をサポートする総合サービス「Money Canvas」を記念した第1弾商品となる。
Money Canvasは、老後の生活資金に対する備えや将来に向けた計画的な資産形成のサポートを目的とした、資産運用プラットフォーム。株式や投資信託、クラウドファンディング、保険、ポイント運用などの幅広い金融商品やサービスの中から、自分に合ったものを選んで組み合わせられることが特徴だ。
ファンズは、投資初心者や高齢者でも気軽に始められる金融商品が必要であるという認識のもと、2019年1月からFundsを提供。1円から貸付投資が可能な、円建て、予定利回り型の商品を提供している。
Money Canvasファンド#1は、予定利回り1%(年率、税引前)、予定運用期間が約11カ月となるシリーズファンド。2022年2月上旬までで総額3億円の募集を予定している。
なお、Money Canvasファンド#1の詳細情報は、Fundsに加えてMoney Canvasでも提供。双方のプラットフォームにおける価値向上を目的にしている。
両社は今後、Money Canvasユーザーのみに向けた投資家限定ファンドや、三菱UFJ銀行以外の企業が借り手となるファンドの共同販売など、Money Canvasユーザーにメリットを提供できる取り組みを検討していく予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」