Instagramが今週から「Take a Break」と呼ばれる新機能のテストを開始すると、最高経営責任者(CEO)のAdam Mosseri氏が米国時間11月10日に明らかにした。オプトインで提供されるこの新機能は、Instagramの利用をしばらく中断するよう、ユーザーに促すというものだ。
この新機能をオンにすると、10分、20分、あるいは30分おきに、アプリのスクロール中に休憩を促す通知が表示される。通知では、数回深呼吸する、考えていることを書き留める、お気に入りの楽曲を聴く、ToDoリストの内容を実行するなど、気分を変える方法が提案される。
Testing “Take a Break” br>
— Adam Mosseri (@mosseri) November 10, 2021
We started testing a new feature called “Take a Break” this week. This opt-in control enables you to receive break reminders in-app after a duration of your choosing.
I’m excited to dig into the results & hopefully launch this sometime in December. pic.twitter.com/WdSTjL6ZdH
テスト段階の対象に含まれたユーザーには、数日中にこの新機能が表示される予定だ。テストの結果次第だが、12月にリリースを見込んでいるとMosseri氏は述べた。
この新機能は、親会社のMeta(旧Facebook)に対する新たな論争が巻き起こる中で登場する形となった。この数カ月、同社の元製品マネージャーFrances Haugen氏が膨大な数の内部資料をリークしたことをきっかけに、議会で公聴会が開かれたほか、Instagramが若年層、とりわけ10代の若者たちに悪影響を及ぼしているとの報道が出回る事態となっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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