シャープは10月4日、ディスプレイに触れずに、指を浮かせた状態で操作できる「静電ホバータッチディスプレイ」を開発した。飲食店のセルフオーダー端末や公共・商業施設の案内用デジタルサイネージなどのタッチレス操作を実現する。
静電ホバータッチディスプレイは、静電容量方式のタッチパネルを採用。新開発の高感度タッチコントローラーにより、ディスプレイの表面から最大約5cm離れた位置にある指を検知し、ディスプレイに直接触れることなく、指を浮かせた状態で操作できる。
手袋をした指も検知するほか、横向き、縦向き、斜め置きにも対応。画面上に操作ガイドを表示したり、指を検知したら効果音を鳴らしたりすることで、直感的なユーザーインターフェースを実現する。
15インチ程度の中型から、55インチ程度の大型まで、幅広く対応できるとのこと。10月19~22日に開催する「CEATEC 2021 ONLINE」に出展する。
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