中国の華為技術(ファーウェイ)は現地時間7月29日に開催したオンラインイベントで、「HUAWEI P50」と「HUAWEI P50 Pro」を発表した。まずは中国のみで発売する。
両製品を見るとすぐ、同社がカメラに力を入れたことが分かる。P50とP50 Proの両方で、背面にあるカメラの突起が1つではなく2つになっており、背面の幅の3分の1以上を占めている。同社はイベントの前にこのシリーズの画像と動画を先行公開していたため、これはまったくのサプライズというわけではない。しかしそれにより、「P40」シリーズのデュアルパンチホールを取り払った、目を引く新しいデザインが実現した。
P50 Proの背面には、5000万画素のメインカメラ、6400万画素の望遠カメラ、4000万画素のモノクロカメラ、1300万画素の超広角カメラと、4台のカメラがある。P50もカメラ部分が同じように出っ張っているが、レンズが1つ少ない。5000万画素のメインカメラ、1200万画素の望遠カメラ、1300万画素の超広角カメラの計3台だ。驚くことに、基本バージョンの方がProバージョンより光学ズームが優れている(3.5倍に対し5倍)。どちらのモデルも、1300万画素の前面カメラを備えている。
Qualcommの「Snapdragon 888 4G」を搭載しており、P50 Proにはファーウェイ独自の「Kirin 9000」チップセットを搭載したモデルもある。Qualcommは2020年、ファーウェイにチップを販売する許可を得た。P50 Proは8/12GBのRAMと128/256/512GBのストレージ、P50は8GBのRAMと128/256GBのストレージを備えている。
P50シリーズは、独自OS「HarmonyOS 2」を搭載するファーウェイ初の新ラインナップの1つだ。HarmonyOSは、「Googleモバイル サービス(GMS)」に代わって同社のスマートフォンに搭載するために社内開発された。
価格はP50 Proが5988元(約10万1000円)から、P50が4488元(約7万6000円)から。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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