ジャパンネット銀行は、4月5日より「PayPay銀行」へ社名を変更するのにともない、システムメンテナンスのため4月4日21時から4月5日7時まですべてのサービスをストップする。他金融機関宛の振り込み、他金融機関からの振り込みについても、4月2日15時から4月5日8時30分まで停止する。
同社では2020年7月に、Zホールディングス傘下または、出資する金融事業会社6社のサービスについて「PayPay」ブランドに統一すると発表。PayPay銀行への商号変更は、グループ全体での「シナリオ金融構想」のもと、PayPayブランド推進の一環として実施するものだという。
もし、4月5日に口座引き落としの予定がある場合、口座自動振替についてはサービス再開後、順次引き落としを実施。Visaデビットについては引落不能となるため、各加盟店に問い合わせの上、月額料金の支払方法の変更をすすめている。
さらに、停止期間中に他金融機関からの振り込みがあった場合は、サービス開始後に順次口座へと入金される。金融機関によっては、振込みができずに取り扱い再開後に再度振り込みの操作が必要な場合もあるという。従って、手続き済みの振込みの状態については、振込み元の金融機関への確認をすすめている。
4月5日以降は、「ジャパンネット銀行」で振り込みした場合、7月2日までは新銀行名に読み替えて入金するものの、7月3日以降は「ジャパンネット銀行」での振り込み受け付けができなくなる。振込銀行のシステム制約などにより、7月2日以前であっても、旧銀行名での振込受付がエラーとなることがあるという。
同行によると、PayPay銀行へと変わることで、主要ページのドメインが「paypay-bank.co.jp」に変更されるが、主要ページ以外のページまたは、ログイン後のページについては、従来のドメイン「japannetbank.co.jp」を継続。メールアドレスについても、差出人名は「PayPay銀行」に変更されるが、送信元メールアドレスのドメインは「japannetbank.co.jp」のままになるという。
残高確認アプリについては、4月5日以降のアップデートにより、「PayPay銀行アプリ」に更新される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」