Appleが折りたたみ式「iPhone」の開発に着手しているという。Bloombergが米国時間1月15日に報じた。匿名情報筋の話として、現時点ではプロトタイプの折りたたみディスプレイを社内テスト用に開発しているが、リリースに関する決まった計画はないとしている。
Bloombergによると、この折りたたみ可能なディスプレイのプロトタイプは、ヒンジがほとんど見えないようになっている。およそ1年前にも、「フレキシブルディスプレイ」の設計に関するAppleの特許が明らかになったが、Appleはまだ何の計画も発表していない。
Appleが折りたたみスマートフォン市場に参入すれば、サムスンの「Galaxy Fold」や「Galaxy Flip」、Motorolaの「razr」、華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI Mate Xs」などと競合することになるだろう。Googleも2018年12月に、折りたたみ式スマートフォンを示唆する特許を出願している。
Bloombergによると、Appleは2021年の「iPhone」ではマイナーチェンジのみを予定しているが、画面内指紋リーダーを準備している可能性があるという。
米CNETはAppleにコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」