PS4は、HDMIポートでHDTVに接続しなければならないことに注意してほしい。今回は、アナログ出力(コンポジット出力やコンポーネント出力)は用意されていない。
また、802.11 b/g/nの無線LANが利用できる(ただし、5GHz帯や新しい標準である802.11acは使用できない)ほか、Bluetooth 2.1にも対応している。とはいえ、ソニーは現在のBluetoothを使用した周辺機器(ヘッドセットや古いPS3用コントローラなど)の多くはPS4では利用できないと述べている。その例外は「PlayStation Move」だ。ただし、これを使うには、PS4のゲームがPlayStation Moveに対応している必要がある。
PS4には、利用していない時の電源オフのモードが2つある。完全に電源を切ることもできるが、スタンバイモードにしておくこともできる。ただし、自動的にアップデートを受信したり、遠隔から起動するためには、スタンバイモードにしておく必要があるので要注意だ。
PS4の上面は、3分の1が光沢仕上げで、3分の2がつや消しブラックになっている。この2つの仕上げの間は、細長いマルチカラーLEDになっており、スタンバイモードではオレンジに、電源オン時は白に、起動時は青に光る。
水平にしか置けないXbox Oneとは異なり、PS4は縦置きにすることもできる。ソニーは縦置き用専用スタンドの利用を推奨しているが、PS4はそのまま縦に置いても問題はないように見える。
前述の通り、PS4を音声で操作できるようにするためのPlayStation Cameraは別売りで、60ドルかかる。また、事前に設定しておけば、このカメラで顔を認識してログインすることもできる。このカメラの持つ機能はXbox OneのKinectに非常に似ているが、赤外線による操作には対応していない。実際、PS4は赤外線の受信機を持っていないため、映画やストリーミング動画を見るときの操作も、DUALSHOCK 4で行う必要がある(ソニーは専用のBluetoothリモコンを用意していると述べているが、発売時期は明らかになっていない)。
PS4のオペレーティングシステムには、「The PlayRoom」と呼ばれるインタラクティブなソフトウェアが組み込まれており、これを使えば、PS4でPlayStation Cameraがどのように利用できるかを理解することができる。カメラなしでは、The PlayRoomは使用できない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する