1つめは、フィードバックが即座に、Twitterのようなスピードで返ってくるということだ。時には、ほんの数秒で投稿に関するコメントが寄せられることもある。しかし、Twitterと違って、投稿の30秒後にフィードバックが途絶えてしまうことはない。Google+投稿の新鮮さが持続する時間はTwitter投稿よりも長く、筆者の感覚では優良なFacebook投稿と同じくらい長い。これはGoogle+のユーザーベースがTwitterよりも小規模で、メッセージ数が少ないことに起因しているのかもしれないが、現在のところ、そのおかげで会話を効果的に進めることができている。
2つめは、理にかなっていて、有益で、支援の気持ちやユーモアが含まれた健全なフィードバックが大半だということだ。Twitterのフィードバックはあまり気持ちがこもっていないことが多い(オリジナルのツイートを引用したら、ほとんどスペースが残らない)。Facebookのフィードバックは多くの場合、個人的に満足できるものだが、仕事で役に立つ情報はあまりない。おそらく、Google+の会話はパブリックな性質が強いので、人々は筆者に対して単に肯定的なだけではないフィードバックを返そうと、長い時間を使って思考しているのだろう。そのことはフィードバックをくれる人々の印象をよくする。ユーザーは、おそらくは無意識のうちに自分自身の売り込みを行っており、それがより高品質なフィードバックにつながっている。こうした現象は主要な業界ブログで時折発生する。ブログのコメントシステムがGoogleやFacebookのポリシーと同様に、本名を使っているユーザーのみを許可するなら、こうした現象はより頻繁に発生するだろう。
筆者はまだGoogle+へ完全に移行するつもりはない。筆者はTwitter上に大規模で仕事に有益なフォロワーベースを有しており、個人的なネットワーク内の知り合いはみな、Facebookを利用しているが、仕事に無関係の友達や家族の中でGoogle+を使っている人はほとんどいない。しかし、筆者がGoogle+コミュニティーの一部としてつぎ込んでいる労力は、個人的な生活と仕事の両面で報われていると感じる。そして、Google+で過ごす時間が増え、ほかのサービスへの取り組みは減ってきている。Googleはついに、うまく機能するソーシャル製品を作り上げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する