一方、上場以前の企業の1社あたりの資金調達額は2007年の4億9600万円から4億100万円と20パーセント下落している。このうち、特に企業がベンチャーキャピタルから調達した額が、2007年の1億4800万円から7200万円と大幅に減少している。これは企業が上場するまでにベンチャーキャピタルが資金面で果たした役割が低下しているともとれなくない。実際には、バイオ関連企業などは多額の調達資金の大半をベンチャーキャピタルから調達しているのだが、他分野の業種については、総じてベンチャーキャピタルからの調達額が減少していることが明らかになった。
このほかJVRレポートでは、新興市場に上場した企業に対する、ベンチャーキャピタルと事業会社の投資金額のランキングも公表している。
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