火種はどこにでもあり、目を見張る勢いで広がっている。世界中に38のCoffee Clubがあり、誰でも開くことができる。イギリスのブログVecosysのSam Sethiが昨晩わたしに「OpenCoffee Clubはベンチャーキャピタルと起業家の合コンのようなものだ。ベンチャーキャピタルは手早く多くのおもしろいスタートアップ企業に会ってアイデアを聞ける」と話してくれた。アイルランドの新しいスタートアップ企業であるLouderVoiceのConor O Neilは最近、5月14日に初めてロンドンのOCCの会合に参加した際のレポートを書いている。「その部屋のエネルギーには感染力があり、そこにいる誰もが出会い、話し、ネットワークを作りに来ている。そこにいるみんなの姿勢は、1つのコミュニティーのようだった。『XXさんに会ったことないの?紹介してあげるよ』というフレーズを何度も聞いた」
ベンチャーキャピタルの視点からは、Target PartnersのJohannes Ditterichが「OpenCoffee Clubは今すでにヨーロッパにある空気を組織化し、サポートしてくれている。新世代の発起人やスタートアップ企業の起業家文化の夜明けだ」と話してくれた。また、Esprit Capital Partnersはこう言っている。「OpenCoffeeには優先して参加している。わたしはOpenCofeeに行くのが好きだ。スタート地点で何が起こっているのか感触をつかむことができるし、会社を始めたばかりの起業家たちと考えを共有して、何かを返す機会が得られるからだ」
このような、簡単に自由にネットワークを作り、コミュニティーを作れるイベントは、この業界にいる誰もがすぐに惹かれる魅力的なものだろう。今後はどうなっていくのだろうか。Saul(OCCの設立者)はわたしに、The Next Web Conferenceの前に、5月28日の週にアムステルダムで最初の国際OCCミーティングを開く予定だと話してくれた。彼はまた、Ning.comの開設で、近くにOCCがない人たちがオンライン上でネットワークを作り始められるようになることを望んでいる。
もし自分でOCCを始めることに興味があれば、Saulと連絡を取ればいい。わたしもNetWeb Conferenceに出席するが、最初の国際OpenCoffee Clubミーティングに間に合うように行くつもりだ。そこでは「カプチーノを500杯お願い!」というような注文が出るのだろう。
OCCイベントに行ったことのあるR/WWの読者はいるだろうか。ぜひ、その経験をコメントに書き込んでほしい。
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