グリー、ブロックチェーン「Sui」の開発元Mysten Labsと戦略的パートナーシップを締結～Layer1ブロックチェーン「Sui」のバリデーションを開始～

グリー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：田中良和、以下「グリー」）は、Layer1ブロックチェーン（※1）「Sui」の開発元であるMysten Labs, Inc.（本社：米国カルフォルニア州、Co-founder & CEO：Evan Cheng、以下「Mysten Labs」）と戦略的パートナーシップに係る覚書を締結しました。今回の戦略的パートナーシップ締結により、BLRD PTE LTD.（本社：シンガポール、代表取締役社長：荒木英士、グリー100％子会社 以下「BLRD」読み：ブラード）を通じて、Layer1ブロックチェーン「Sui」のバリデーションを開始すると同時に、日本発のIPを活用したWeb3ゲームの「Sui」での展開に向けた取り組みを進めていきます。



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Mysten Labsは、Meta社（旧 Facebook社）のブロックチェーン研究開発組織の元幹部や、プログラミング言語「Move」のリードエンジニアによって、2021年に設立されました。「Sui」はMysten Labsが開発し独自に設計されたプルーフ・オブ・ステーク（※2）ブロックチェーンです。「Sui」はコンセンサスアルゴリズム（※3）とデータ構造における革新的技術をベースに設計されており、それにより低コスト・高パフォーマンスのLayer1ブロックチェーンを実現しています。
エンターテインメント領域に関するグリーのこれまでの実績と、Web3領域に関するパイオニアであるMysten Labs社の知見を活かし、日本発のIPを活用したWeb3ゲーム等、新たなエンターテインメントの「Sui」での展開に向けて、BLRDを通じてさまざまな取り組みを進めていきます。

荒木英士（グリー取締役上級執行役員、BLRD代表取締役社長）からのコメント
「グリーは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションを掲げ、2004年に創業しました。以来、当社は一貫して最新のテクノロジーを事業へ活用することを模索し続け、また、様々な企業とのパートナーシップを通じて、世界中の人々に最高のエンターテインメントを届けることを追求してきました。我々は今、Web3こそが次の時代を切り拓くテクノロジーであると確信しており、今回のMysten Labsとの戦略的パートナーシップは、グリーが次なる段階へと進む大きな一歩であると考えています。Web3領域に関するMysten Labsの圧倒的な知見と、エンターテインメント領域に関する当社のこれまで経験を組み合わせることで、これまでにない全く新しいエンターテインメントを世界中に届けること目指してまいります。」

Evan Cheng（Mysten Labs Co-founder & CEO）からのコメント
「ゲーム、アニメ、メタバース等のエンターテインメント領域において比類なき実績を持ち、著名IPを活用したコンテンツを多数生み出してきたグリーにとって、「Sui」は最適なパートナーとなるでしょう。今回の戦略的パートナーシップの締結によって、今後、新たな素晴らしいコンテンツが「Sui」にもたらされることを心から楽しみにしています。」


グリーとMysten Labsは、今後もブロックチェーンゲームの開発や運営を通じて、多くのお客さまに長くお楽しみいただけるサービスを展開していきます。

※1 Layer1ブロックチェーン：ブロックチェーンと総称される技術のうち、土台となるブロックチェーンのこと
※2 プルーフ・オブ・ステーク：バリデーションにおける、ステーキング量に応じた合意形成メカニズムの方法
※3 コンセンサスアルゴリズム：ブロックチェーン上の取引の正しさの合意形成の方法

BLRDについて
Web3事業を推進する目的で、2022年7月1日に設立。グリーグループで培った経験を活かし、バリデータノード運営やブロックチェーンゲーム開発を推進します。
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Mysten Labsについて
Mysten Labsは、「Web3の基盤となるインフラを構築する」というミッションを掲げ、Meta社（旧 Facebook社）のブロックチェーン研究開発組織の元幹部やリードエンジニアによって2021年に設立された、分散システム、プログラミング、暗号技術に関する専門家集団です。
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Suiについて
Suiは、開発者やクリエイターが作り出す「クリプトによる新たな体験」を世界数十億の人々に届けるため、Mysten Labsによってゼロベースで設計されたLayer1ブロックチェーンです。
高度な水平スケーラビリティにより高い取引処理能力と低い手数料を両立。また、豊富な属性を持つオンチェーン上資産を定義可能といった特徴を持ち、開発者やクリエイターにとってユーザーフレンドリーな仕様を実現しています。
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プレスリリース提供：PR TIMES リンク