法人向けクラウド型入退室管理システムを提供する株式会社フォトシンスへの出資について

2020年8月4日
株式会社ＮＴＴドコモ・ベンチャーズ

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ（本社：東京都港区、代表取締役社長：稲川尚之、以下、NDV）は、同社が運用するファンドを通じて、法人向けクラウド型入退室管理システムを提供する株式会社フォトシンス（本社：東京都港区、代表取締役社長：河瀬航大、以下、フォトシンス）に出資を行いました。

【画像：リンク】

フォトシンスの主要サービスの1つである「Akerun入退室管理システム（以下、Akerun）」は、オフィスのドアの鍵（サムターン錠や電気錠）にデバイスを後付けすることで、簡単にスマートロック化とクラウド管理を実現するサービスです。既存のドアへ後付けで設置できる手軽さや、交通系ICカードで入退室できる汎用性、クラウド管理による高い利便性等が評価され、既に4,500社を超える企業のオフィスに導入されています。また、物理的な鍵の受け渡しを行う必要がなく、遠隔操作で鍵を発行可能なため、シェアオフィスや貸しスペース・フィットネスジム等への導入も広がっており、無人化や多様な働き方の推進など多くのニーズに対応しています。同時に、様々な場所での人の動きやオフィス等の入退室履歴をリアルタイムに確認できることから、勤怠管理の改善や人員配置の最適化等、業務の効率化にも寄与します。近年、働き方改革をはじめ労働に関する様々な変化が起こる中で、鍵としての高い利便性に加えて、働き方の変革を支援するAkerunへの需要は今後高まると想定され、さらなる成長が期待されます。
　
フォトシンスが提供するスマートロック及びクラウドサービスは、NTTグループのアセットや取り組みとの親和性が高く、協業により新たな価値創造に貢献するものと期待していることから、今回の出資に至りました。今後、NTTグループとの連携やソリューション開発など多方面にわたる検討を進め、両者の価値を最大化する取り組みを進めてまいります。

■対談記事について
NDV・フォトシンス及び協業先NTTグループ企業との対談記事についてはこちら
リンク

■フォトシンスについて
会社名　株式会社フォトシンス
代表者　河瀬航大
事業内容　(1)IoT関連機器の研究開発
　　　　　(2)「Akerun入退室管理システム」の開発・提供
URL　 リンク

※掲載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。