ハードウェア込みAI搭載IoTシステムを月額500円で提供! IoTセンサー「無償貸出」込みの「エッジウェア」でオフィスでのIoT普及を加速

〜 中国Xiaomiグループ会社のLumi United Technologyと提携しオフィスIoT、ショップIoTの普及を加速 〜

アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、昨年6月に提供を開始した本格的なエッジコンピューティング※1用ミドルウェア製品「Gravio」(グラヴィオ)の機能を大幅に強化した新バージョン(以下 新Gravio)を新たに「エッジウェア」というカテゴリーの製品として、無償貸出のセンサー機器と合わせて本日より提供開始することを発表します。また同時に、IoTセンサーの提供にあたり、Beijing Xiaomi Technologyのグループ会社であるLumi United Technology(中国名:深圳绿米联创科技有限公司、董事長/CEO:Eugene You)と業務提携したことを発表します。

< Gravioセンサーキット: IoT活用シーンで良く利用される検証済センサーを無償貸出 >

■ 新Gravioとは
「全てのオフィスにIoTを」をコンセプトに開発した新Gravioは、IoTソリューションにおける、効率的なデータ収集と活用をシンプルに実現します。クラウドとIoT機器の中間に位置するエッジコンピューティング技術の採用により、世界中のあらゆるシーンで幅広く普及しているパーソナル・コンピューター上で作動します。また、月額500円で、4個の接続認証済みIoTセンサーを無償で貸出。これによって、IoTに詳しいエンジニアがいなくても既存のPC運用における知見や資産を最大限に活かしながら、さまざまなオフィスにおいてIoTを手軽に導入できます。

< 新Gravio の特長 >

1:認証済センサー各種の無償貸出。センサー選定や購入に関する手間を解消。迅速に利用可能。
2:画像AIによるソフトウェアセンサー機能。画像に含まれる情報を機械学習(ML)によりエッジで処理。様々な推論を基に有意なデータ生成が可能。
3:Gravio Appの提供。エッジ側で取得、演算された様々な情報を他アプリケーションに連携可能。
4:MQTT対応。IoTソリューションで一般的なプロトコルに対応。外部システムへの接続性を向上。
5:ノン・プログラミングを更に洗練。直感的かつ流麗なインターフェースにより高い操作性を提供。
6:マルチプラットフォーム。Windows 10に加えMac OS、Linux、iOSに対応(一部機能制限あり)


■ Gravioバージョンアップの背景
 あらゆる業種においてIoTソリューションが注目されています。しかし、センサーやゲートウェイなどの機器の取り扱いが難しいことや、それらの機器だけでなく、管理するソフトウェアやクラウドの領域までの幅広い知見が必要になることが普及を阻む要因になっています。通常のIT担当者の業務領域を超えることの多いIoTでは、センサーの選定だけでもわからないことが多く、担当者の悩みの種でした。また、実装には高度なプログラミング知識も要求されるのに対して、簡単に設定できるようなツールが少ないのが実態です。

 アステリアではこうした課題を抜本的に解決し、本格的なIoTソリューションの構築およびエッジコンピューティングを実現するプラットフォームとして「Gravio」を開発。企業データ連携ソフトウェア市場シェア国内No.1※2の主力製品である“ASTERIA Warp”で培ってきたノウハウをベースに、直感的なノン・プログラミングによるIoTの各種データの加工、連携を実現しました。更に今回、より導入しやすくするためにユーザーのフィードバックを元にサービス全体を見直しました。新しく追加された認証済みセンサーの無償貸出などの新しいプログラムやマルチプラットフォームへの対応、一新された操作画面、更には最新テクノロジーである機械学習に基づくAI機能などを搭載し、多様な利用シーンで“最新テクノロジーを活用したIoTによる改善”を手軽かつ迅速に実現します。

■ サービスメニュー
無償モデル「Gravio Free」を含めた多様なスペックをラインアップ。

▼Gravio紹介サイトで確認
 gravio.com


■ 今後の展開
 Gravio新バージョンの発売により、アステリアはIoTの普及をエッジコンピューティング側から更に牽引する方針です。より簡単に、それぞれのオフィスやショップに合った“身の丈IoT”をご活用頂くことにより各業種においての用途が拡がるとともに、新しい利用シーンやニーズの喚起を促進し2018年度は1,000ユーザーの獲得を目標に掲げています。 また、今後も様々なセンサーベンダー、クラウドベンダーなどとの協業も進めていくなかで対応センサーの拡張、さらにはグローバル展開の加速も検討しており、Gravioは2020年度末までに全世界におけるエッジウェア市場の世界シェアNo.1の獲得を目指します。


< エンドースメント(五十音順) >

■ EnOcean Japan様
 EnOceanは、この度のアステリアのIoT対応エッジウェア「新Gravio」提供開始を歓迎します。EnOceanの提供するスイッチ・センサーは電池及び配線が不要なため、取り付け自由度が高く、また低コスト且つ短時間で設置・導入ができます。「Gravio」とEnOceanのエネルギーハーベスティング技術によるスイッチ・センサーにより、IoTの様々な現場における利用が一段と加速し、お客様の生産性がより向上することを期待しています。今後、お客様に更なる価値をお届けすべく、EnOceanはアステリア株式会社様とのパートナーシップを推進し、お客様のビジネスの発展に貢献してまいります。

EnOceanアライアンス アジア担当副会長 兼 EnOcean GmbHセールスディレクター
板垣 一美

■ レノボ・ジャパン株式会社様
 レノボ・ジャパン株式会社は、アステリア株式会社が開発したIoT対応エッジウェア「新Gravio」を心より歓迎いたします。「Gravio」とレノボが提供するハードウェアの利用により、オフィス内外での利活用が進んでいるIoTの普及を加速させお客様の生産性がより向上することを期待しています。今後、お客様に更なる価値をご提供すべく、レノボはアステリア株式会社様とのパートナーシップを推進し、お客様のビジネスの成功に貢献してまいります。

レノボ・ジャパン株式会社 執行役員副社長 安田 稔

※1:小さなエッジサーバーを複数配置し、データ処理の速度や能力を高める技術。
※2:出典 テクノ・システム・リサーチ社「2018年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」

このプレスリリースの付帯情報

新Gravio サービス概要

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

■「アステリア株式会社」について( Webサイト www.asteria.com )
 1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、2018年10月1日よりアステリア株式会社と商号を変更し、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスを接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に7,000社以上(2018年8月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,427件(2018年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

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