LPixel、人工知能を活用したライフサイエンス画像解析クラウドサービス「IMACEL」の事前登録サイトを公開

LPixel 2016年09月21日 08時30分
From PR TIMES

 エルピクセル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:島原佑基、以下「LPixel」)は、人工知能を活用したライフサイエンス画像解析クラウドサービス「IMACEL(イマセル)」の事前登録サイトを公開しました。本サービスにより、画像解析の知識がなくとも短時間で高度な画像解析が可能になります。一部の解析を人工知能がサポートすることで、研究のスピードを大幅に加速させることが期待されます。



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◆IMACELティザーサイト
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◆IMACEL事前登録サイト
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※事前登録をして頂いた方には、IMACELの最新情報をご提供いたします。

 近年、医療・製薬・農業などのライフサイエンス領域における研究画像が膨大化し、ライフサイエンス研究画像データは10年で100倍もの勢いで増加しています。しかし、ライフサイエンス論文の約9割に画像が扱われている中、大学の授業で画像処理を学ぶ研究者は全体の約1%に留まり、非効率な画像解析作業による「研究者の作業者化」が問題視されています(1)。本サービスは画像処理の知識がなくとも、人工知能のサポートを受けて高度な画像解析を可能とするものであり、今後の研究画像解析におけるデファクトスタンダードになることが期待されます。

本サービス「IMACEL」の主な機能について

「IMACEL」は、下記の機能でサポートし、随時追加してまいります。
・人工知能による画像解析アシスト機能
- 独自の人工知能との問答システムにより画像の解析メソッドを生成
- 解析方法から一気にバッチ処理
- バッチ処理されたもの同士を比較
- 解析方法や比較結果をダウンロード
- 大切な画像を厳重に保管
・LP-classifier ~機械学習を用いた画像自動分類~
・LP-exam ~画像の不正加工検出~(オプション)

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デモ動画

[動画: リンク ]



これまでの取り組み

 本サービスは「Microsoft Innovation Award 2016」にて審査員特別賞を受賞し、日本マイクロソフト株式会社の支援のもと、同社のクラウドシステムであるMicrosoft Azure上で実装されています。また、公益財団法人三菱UFJ技術育成財団による「平成28年度第1回研究開発助成金交付プロジェクト」に採択されております。さらに、株式会社リバネス主催のアジア最大級のリアルテックシードアクセラレーションプログラムであるTECH PLANTER「第3回バイオテックグランプリ」にて企業賞を受賞いたしました。

今後の展開

 2016年秋に国内で販売を開始し、海外では2017年の春に販売を開始する予定です。また、本サービスにおいては2016年10月4日~7日に開催されるCEATEC JAPAN(URL:リンク)、10月24日~25日に開催される東京イノベーションリーダーズサミット(URL:リンク)にて発表し、11月30日~12月2日に開催される国内最大級の学会である日本分子生物学会(URL:リンク)の企業ブースにて展示いたします。LPixelでは長年のバイオメディカルイメージング分野の研究で培ったノウハウを十分に活用し、本事業を通じて科学の発展に寄与してまいります。

※参考
1)LPixel「研究者を対象とした画像処理に関する実態調査結果を公開」:リンク


エルピクセル株式会社について

 エルピクセル株式会社(本社: 東京都文京区、代表取締役: 島原佑基)は、東京大学の画像解析に精通した生命科学の研究者が中心となって、2014年3月に設立したベンチャー企業です。
主な事業内容:
・研究用画像解析ソフトウェア開発
・研究教育活動
ホームページ:リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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