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ファイル共有だけじゃない--ビジネスシーンでSynology「DS918+」が注目される理由

CNET Japan Ad Special 飯島範久2018年03月20日 16時00分

ウェブベースでも使い勝手の優れたDSMが秀逸

 「DiskStation」シリーズの最大の特徴といえば、搭載されているOS「Synology DSM」の使い勝手のよさだ。標準的なNASだと、単純なUIで各種設定が行える程度の管理方法がほとんど。しかし、このDSMはウェブブラウザでアクセスし、仮想デスクトップのようなユーザーインターフェースで操作できるため、WindowsなどのOSを使っている人にとっては、非常にわかりやすくできている。しかも、このDSMを搭載することで、単なるストレージサーバに留まらずサーバのような使い方もできる。


ウェブブラウザーで利用できるDSM。デスクトップウインドウ形式で扱えるので、非常に使いやすい

 DSMにはパッケージセンターが用意されていて、各種アプリをインストールできる仕組みになっている。バックアップはもちろん、SlackライクなChatシステムやカレンダー、メールサーバといったビジネス系のツールも豊富。アンチウィルスアプリも用意され、セキュリティ対策もでき、ウェブサーバとしても利用可能。もはやNASの範疇を超えている。

 正直、WindowsサーバやLinuxサーバを構築するぐらいなら(サーバの使い方にもよるが)、このDiskStationを導入したほうが断然管理しやすくNAS以上の使い方ができるので、中小企業でIT技術者がいないような会社に導入をオススメしたい。


パッケージセンターにあるアプリの一部。ファイル関連のアプリだけでなく、チャットやカレンダー、メールサーバなど、通常ならサーバを起てて運用するようなものも用意されている

 本製品は、ギガビットLANポートが2つ装備されており、2つのLANポートを束ねて利用するリンクアグリゲーションに対応している。対応したスイッチと組み合わせれば、2Gbpsでの接続となるため、複数のクライアントが同時にアクセスしたときにトラフィック増大による許容量オーバーを低減できる。最近はリンクアグリゲーションに対応したスイッチも低価格で手に入るので、同時に導入するのが望ましい。


背面にある2つのLANポートは、リンクアグリゲーションに対応。
対応したスイッチと組み合わせれば、2本まとめた2Gbps接続が可能となる

 リンクアグリゲーションの設定は、コントロールパネルの「ネットワーク」から「ネットワークインターフェース」を選択し、スイッチに合わせて利用方法を選択。スイッチ側もリンクアグリケーションするLANポートを指定すれば利用できる。


コントロールパネルの「ネットワーク」から設定する。モードはスイッチが対応しているものを選ぶ

2本まとめて利用すると、2Gbpsでの接続が可能となる

 DiskStation DS918+は4ベイなので、2ベイタイプに比べて冗長性と容量とのバランスが取れる。対応するRAID機能はRAID 1、2、5、6、10など豊富だが、基本的にはSynology Hybrid RAIDを利用するといいだろう。各HDDの容量(4つのHDD容量が違っても利用できる)に合わせて最適な容量と冗長性を設定してくれるので、あまり考えずに運用できる。ドライブ構成時に保護するドライブを1台にするか2台にするか選択すれば、それに応じて利用できる容量が決まる。


ウィザード形式で選択していくだけでボリュームを作れる。カスタマイズで細く設定も可能だ

 たとえば、6Tバイト×4のHDDをセットし1つのボリュームで最大容量を確保したとき、ドライブ1台保護なら15.71Tバイト、ドライブ2台保護なら10.47Tバイトとなる。容量をとるか冗長性をとるかの判断は難しいが、2台同時に故障する確率は極めて低いと思われるので、1台保護で運用しても十分だろう。もし保存したファイルを絶対に消失したくなければ、別途バックアップしたほうがいい。DiskStation DS918+は、USB3.0端子やeSATA端子を備えているので、外付けHDDへバックアップしたり、バックアップアプリを利用して定期的に別のNASなどへバックアップしたりすることも可能である。


6TBのNAS用HDDを装着。HDDの容量や種類は自由に選べるが、NAS対応を利用するのがベター

画面は2台保護時の容量。1パーティションだけでなく、複数パーティションに分けて利用することもできる

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