quanpへのファイルアップロードやダウンロードは、quanp.netを使えばすべてウェブブラウザ上で行うことができるが、専用のクライアントソフトやウィジェットを使えばさらに簡単になる。両方の手順をざっと見ていこう。
まずウェブブラウザ。「quanp.net」のサイトにアクセスし、IDとパスワードを入れてログインすると、現在クラウド上に保管されているファイルの一覧が表示される。各ファイルにはサムネイルも表示されているほか、アップロード日時や容量も表示されているので、いちいちダウンロードしなくても内容を把握できる。
Windows用のクライアントソフト「quanp.on」には「レイヤー」そして「プレイス」という概念があり、ファイルの検索性を容易にしている。例えばレイヤーを「業務用」「プライベート用」に分け、さらにその中で「個人用」「納品ファイル」といった目的別にプレイスを設けておくことによって、ファイルの置き場所が一目瞭然になる。さらにタグを付けることも可能なので、複数のレイヤーやプレイスを横断したファイルの抽出も容易だ。
さらに「quanp.on」なら、これらプレイスに入っているファイルを3Dで表示できるため、ファイルを俯瞰で探すこともできてしまう。またこのクライアントソフトや、Windows/Mac OSで使えるファイルアップロード用のAdobe AIR製ウィジェット「quanp drop」を使えば、複数のファイルを圧縮せずにフォルダのままアップロードするといった芸当も可能になる。FTPを用いたフォルダ単位のデータの受け渡しに慣れているユーザにも馴染みやすいはずだ。
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