動画撮影は、モードダイヤルを動画に設定して行う。作例では記録サイズをフルHD(1920×1080ピクセル)に設定。顔を少し明るく撮りたいので露出補正は+0.3EVにした。三脚に固定して撮影している。本体にはマイクも内蔵されているため、音声も録音できるが、音声オフにすることも可能。録画はシャッターボタンを押すだけでスタートし、もう一度シャッターボタンを押すと停止する。
撮れた動画をパソコンに取り込み、27インチのモニターで再生したところ、色合いもよくノイズも少ないキレイな動画が撮影できた。カメラにはHDMI端子(タイプD)が付いているので、HDMI端子を搭載したハイビジョンテレビと接続すればそのまま表示される(写真 HDMI-1,2)。
この時、カメラ側のモニターには何も表示されないが、テレビ画面に操作ボタンが表示されるので、操作に問題ない。動画再生時には、再生中に一旦停止させ、右ボタンを押すとコマ送りになる。その停止状態のまま、AVボタンを押すと、静止画として切り出せる。切り出した静止画データは動画と同様にフルHDサイズで撮れば1920×1080ピクセルになる。JPEGに書き出されたExchangeable Image File Format(Exif)タグには撮影日時やカメラの機種などレンズデータ以外のデータが書き込まれていた。
PENTAX Qの動画は30fpsなので、秒間に30シャッターの連写と同じであり、多少サイズは小さくなるものの、かなり高速な連写機能と考えることもできる。静止画撮影の連写時は、モニター画面がほとんど消えているが、動画撮影時には画像が見えているので、動きのある被写体も撮り逃すことは少ないと思う。
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