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わずか200gのナノ一眼「PENTAX Q」徹底解剖--第1回:ファーストインプレッション

CNET Japan Ad Special 加辺友明2011年08月05日 15時00分
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第1回:ファーストインプレッション
第2回:静止画撮影編
第3回:静止画&動画撮影編
第4回:デジタルフィルター&アクセサリー編

 今カメラで一番注目されているのが、ミラーレス一眼カメラ。その中でも後発ながらペンタックスが発売する「PENTAX Q」。重さわずか200g!しかもこれがバッテリー込みの重さ。こんなデジタル一眼が発売される。ともすればコンパクトデジカメより、小さなカメラ。聞くところによると、このPENTAX Qの遺伝子はかつての名機「アサヒペンタックス auto110」から引き継がれているようだ。

  • 手のひらにちょうどよく収まるサイズ

 お借りしたテスト用試作機には、レンズとして焦点距離8.5mm(35ミリ判換算で47mm相当)、 F値1.9の「標準単焦点(01 STANDARD PRIME)」が付いていた。このレンズは厚さ23mmでポケットにも入れておける。

 自分がカメラを選ぶ時の最低条件は、目立たない所にある“三脚穴”だ。なぜかというと、料理写真を撮るときなど撮影距離が近すぎるのと“ベタっ”と言う感じになってしまうため、ストロボを使わず、その代わり小さなミニ三脚を使用することが多い。この三脚穴が中心にないと、重心が寄りすぎて柔なミニ三脚ではしっかりと固定ができない、三脚ごと倒れてしまうといったことが起こる。PENTAX Qは三脚穴が本体底の中心にあるのでこの点で合格。このミニ三脚、意外と便利でいつもカバンに忍ばせてある。

  • ボディ中心にある三脚穴

  • 重心がほとんど三脚穴付近にあるので、ミニ三脚でも安定感がいい

とにかく小さく軽い、まさに“ナノ”一眼カメラ

 今後は数回に分けて、このPENTAX Qについてレポートしていく。

 大きな一眼レフカメラは普段持ち歩かないので、日常のシャッターチャンスはあまり期待できない。これを可能にするのは、いつでも持って歩ける小さく軽いカメラだ。しかしせっかく撮るのであれば、ちょっと贅沢かもしれないが画質にこだわりたい。この思いを実現してくれるのが、PENTAX Qだ。

 PENTAX Qは手で持ち運ぶにはちょうどいい大きさと重さだ。本体サイズ高さ57.5mm×幅98mm×奥行き31mmは、ちょうど手にすっぽりと収まりそのまま持ち運ぶときのホールド感が良い。まさに発売されれば世界最小、最軽量のミラーレス一眼となる。この大きさに慣れてくると、今まで持っていたコンパクトデジタルカメラがやたらと大きく感じてしまうくらいだ。重さも200gとかなり軽いので、長く持っていても苦にはならない。

 デジタル一眼なので、もちろんレンズ交換ができる。コンパクトデジカメはレンズ一体型なので、レンズを換えることはできなかった。カメラ本体もさることながら、PENTAX Qのレンズ群にも興味が沸いてくる。一眼の特性を活かして、様々な特長あるレンズが選べる。しかもレンズ自体小さく軽いので、交換レンズをポケットに入れておけるのも良い。現在、発売予定になっているレンズは「高性能レンズシリーズ」と呼ばれているのが「01 STANDARD PRIME(標準単焦点)」と「02 STANDARD ZOOM(標準ズーム)」の2種類、「ユニークレンズシリーズ」と呼ばれているのが「03 FISH-EYE」「04 TOY LENS WIDE」「05 TOY LENS TELEPHOTO」の3種類。それぞれ、01~05までのレンズ番号が振られている。

 標準単焦点(01)レンズは、開放F値がF1.9 で焦点距離が35ミリ判換算で47mm相当の極めて明るい標準レンズだ。ズームレンズが当たり前のコンデジ利用者からみれば不便さを感じるかもしれないが、被写体に合わせて寄ったり引いたりするのも、カメラ本体が軽くて小さいため苦にならない。その代わり単焦点であるが故のキレの良さが得られる。レンズ自体の厚さは23mmでポケットに入り、重さも37gと軽い。

 標準ズーム(02)レンズは、焦点距離が35ミリ判換算で27.5~83mm相当という日常撮りを充分カバーできるものだ。重さは96g、全長も48mmで、小さく軽いレンズだ。明るさはF2.8~F4.5となる。

  • 01 STANDARD PRIME(標準単焦点)

  • 02 STANDARD ZOOM(標準ズーム)

 標準レンズはこの2本だが、まず最初の1本は単焦点がオススメ。きっと単焦点の魅力に取り憑かれ、意外と“使える”と思うことでしょう。ちなみにこの2本にはレンズシャッターが内蔵されている。これについては後述する。

 最近のレンズは収差を極限までなくした高性能レンズだが、Qマウントのレンズには、収差を意図的に残した個性的なレンズ、フィッシュアイ(03)、トイレンズ ワイド(04)、トイレンズ テレフォト(05)がある。“カメラで遊ぶ”のに相応しい面白レンズで、ユニークな画像が得られ、遊び感覚でカメラに親しむことができる。これらレンズの絞りは固定でレンズシャッターが搭載されていないので、カメラ本体側の電子シャッターを使うことになる。レンズシャッターと電子シャッター、何やら2種類のシャッターがあるようで、調べてみた。

  • 03 FISH-EYE」

  • 04 TOY LENS WIDE

  • 05 TOY LENS TELEPHOTO

製品スペック紹介
PENTAX Q
有効画素:約1240万画素
撮像素子:1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー
記録形式:RAW(DNG)、JPEG(Exif 2.3)準拠、DCF2.0準拠(静止画)
MPEG-4 AVC/H.264(動画)
本体サイズ:約高さ57.5mm×幅98mm×奥行き31mm(吊り環、操作部材除く)
重量:約200g(専用電池、SDカード含む)

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