デルが「卓上データセンター」をInteropで実機展示-- 新製品VRTXのスペックに迫る

CNET Japan Ad Special2013年06月28日 11時30分

BCP用途や、サーバーOSのマイグレーションにも

 さらに考えておきたいのが、震災対応で災害対策用のバックアップシステムを設置したいものの、予算が限られている場合に、拠点に設置できる信頼性の高いコンパクトなVRTXならそのニーズにも応えやすいということだ。

 そして2015年7月にWindows Server 2003のサポート終了が予定されていることも忘れてはならない。Windows Server 2012への移行を検討するにあたり、ハードウェアのリプレースも考えなければならないが、特に中堅・中小企業にとって、既存のサーバー環境の仮想化による統合も本格的に検討しなければならない大きな課題となっているはずだ。ハイパワーなCPUを搭載したVRTXなら、サーバーOSのマイグレーションとサーバー統合という大イベントにおいても、安心で効率的なプラットフォームになるだろう。

 そのほか運用管理についても十分な配慮がなされているのも特長。続けて以下をご覧頂きたい。

通常なら、サーバーやネットワークなどは、それぞれ専用の管理ツールにログインして運用しななければならないが、VRTXは専用の管理ボードが内蔵されており、直感的に操作できる。中小企業などでは総務担当者がITインフラの管理を兼務しているケースも多いが、専門知識のない担当者でも直感的に操作できるよう、ビジュアルに表現されたGUI画面でサーバーやストレージ、ネットワークの設定が可能だ。

こちらは全国のVRTXをリモート管理する画面だ。拠点に管理者が不在でも、デルが無償で提供するシステム管理ソフトウエア「OpenManage Essentials」と連携することで、マッピング管理画面を通じて全国の拠点に配置したVRTXの稼働状態を中央の管理部門がリモートで監視、管理できる。 また万一障害が発生しても、デルのテクニカルセンターに自動で通報され、企業の担当者に通知するサービスも提供する。

 このほか、INTEROP Tokyo 2013の「Best of Show Award」特別賞を受賞した、もう2製品の情報も合わせて紹介する。

「Dell Networking S5000」は「エンタープライズネットワーキング部門」での受賞となった。この製品は、ファイバーチャネル(FC)とファイバーチャネル・オーバー・イーサネット(FCoE)機能を備えた、1Uサイズのトップオブラック(ToR)型LAN/SANスイッチ。薄型ながらモジュール形式を採用し、ラックユニットあたりのポート密度が1.3~2.6倍と高集積で、将来的な技術進化にも対応できる拡張性の高いユニークな構造であることや、FC対応のイーサネットスイッチでありがなら非常にバランスのとれた製品である点が受賞の理由だ。

ラックに格納され、稼働状態で展示されていたのが「Dell SonicWALL SuperMassive E10000シリーズ」だ。今やINTEROP Tokyoの名物となっている「ShowNetプロダクト部門」で受賞した。この製品は、SonicWALLの次世代ファイアウォール製品で、業界初となる30Gbpsのハイエンドスループットを実現したハイパフォーマンス性や、非常に複雑で大容量の疑似コーポレートネットワークの管理・監視で優れたセキュリティパフォーマンスを発揮し、マルチベンダ環境の中でも問題なく構築できた親和性も評価された。

 なお7月2日には、こうしたデル製品が一堂に会するイベント「Dell Solutions Roadshow 2013」が開催予定だ。今年は、「Connect」「Transform」「Inform」「Protect」のテーマに沿って、デルの End-To-End ソリューションが紹介されるのをはじめ、企業事例やパートナー、スポンサーなどからのセッションと展示も数多く企画されており、本稿で着目したコンパクトデータセンターVRTXを始めとする製品の実機などに触れる好機となるはずだ。 ぜひ、あわせて参考にして頂きたい。

デル主催の大型イベントが、7月2日(火)に 開催決定!
「スケーラブル・デザインで実現する Dell End-To-End ソリューションの全貌」
をテーマに、数多くのセッションや展示を実施。事前登録は、現在受付中!
詳しくは http://www.info-event.jp/dsr2013/tokyo/ より

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