電気自動車(EV)メーカーのTeslaは、EVの充電ステーションも兼ねたレトロ風のドライブイン型ダイナーを開店した。
自動運転車とたびたび話題を呼ぶ最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏で知られる同社のダイナーは、ハリウッドのウエストサンタモニカブルバード7001に立地。V4スーパーチャージャーを80基備え、公式ウェブサイトによれば「都市部では世界最大級のスーパーチャージャーステーション」だという。
充電を待つ間、店内でも車内でも和牛のチリを味わえる(こぼれやすいため店内で食べた方がいいかもしれない)。Tesla車で来店しなくても食事は可能で、充電スタンドはNACS対応EVすべてに開放されている。ただし、事前注文や、2階建てのダイナー向けに設置された20mの巨大LEDスクリーン2基の上映予定を確認するには、Tesla車のタッチスクリーンが必要となる。
メニューは「レトロ・フューチャー」をうたい、典型的なダイナーの料理をそろえているが、価格はやや高めだ。テクノロジー記者のSawyer Merritt氏が公開したメニューによると、ホットドッグは9ドル(約1300円)、フライドチキン&ワッフルは15ドル(約2200円)。24時間営業で、朝食には9ドルのブレックファストタコスや11ドル(約1600円)のアボカドトーストもある。
Musk氏はXへの投稿で、この初の試みが成功すれば同様のダイナーを世界各都市に展開する可能性があるとした。
If our retro-futuristic diner turns out well, which I think it will, @Tesla will establish these in major cities around the world, as well as at Supercharger sites on long distance routes.
— Elon Musk (@elonmusk) July 21, 2025
An island of good food, good vibes & entertainment, all while Supercharging! https://t.co/zmbv6GfqKf
米CNETは2021年、Teslaがレストランを含む商品・サービスで自社名を使用するための商標を出願したと、いち早く報じていた。
Tesla Dinerこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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