Appleは米国時間4月15日、「iOS 18.5」の最初のパブリックベータ版をリリースした。「iOS 18.4」の一般提供から約2週間というタイミングだ。今回のベータ版ではバグ修正のほか、「メール」アプリにいくつか変更が加えられている。
これはベータ版なので、メインのデバイスにはインストールしないことをおすすめする。正式版ではないため、バグやバッテリー消費への影響があるかもしれない。こうした問題はサブのデバイスにとどめるのが良いだろう。
iOS 18.5の正式リリース時にはさらに多くの機能が追加される可能性がある。ただしその時期は不明だ。
iOS 18.5ベータ版では、メールアプリに小規模な変更があった。その1つが、連絡先の写真を表示するか否かの設定が簡単になったことだ。連絡先の写真はメールの左側に表示され、送信者が誰かを分かりやすくするもの。
iOS 18.5ベータ版では、連絡先の写真をアプリ内で非表示に設定できるようになった。やり方は、メールアプリを開いて右上の「…」をタップし、「Show Contact Photos」をタップするだけ。これで、件名と本文のプレビューだけが表示される、iOS 18以前のメールアプリに近い見た目になる。
この選択肢はiOS 18.4にもあるが、「設定」の奥にあって見つけにくかった。
もう1つの変更点は「カテゴリ」に関するものだ。メールアプリ上部のカテゴリバーを左にスワイプし、「All Mail」をタップすることで、すべてのカテゴリにあるメールをまとめて表示できるようになった。
「All Mail」は、カテゴリを有効にしつつ、従来の「リストビュー」(カテゴリを使わない通常の表示)を同時に使うための方法のようだ。「All Mail」をタップすれば、カテゴリ分けをしないメールをすべて見られるので、リストビューと同様になる。
他に目立った変更はなく、そのことに驚きはない。Appleは6月にWorldwide Developers Conference(WWDC)を控えているため、iOS 18.5には大きな変更を加えず「iOS 19」に注力する可能性が高い。
とはいえ、iOS 18.5が正式リリースされる前にいくつかベータ版が出るはずなので、その間に機能の変更や新機能の追加があるかもしれない。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス