Googleは米国時間3月28日、新型スマートフォン「Pixel 9a」をまず4月10日に米国、カナダ、英国で発売することを、Pixel 9aのサポートページで明らかにした。14日には欧州の一部の国で、16日にはオーストラリアなどでも発売する。米国での価格は499ドル(約7万5000円)。
同社はPixel 9aを3月20日に発表し、発売時期を「4月」としていた(日本向けのウェブサイトでは「発売予定」となっており、時期の記載はない)。Pixel 9aは「Tensor G4」プロセッサーを搭載し、799ドル(日本では12万8900円)のPixel 9にある多くのソフトウェア機能も利用できる。一方、Pixel 9aのデザインは他のPixelシリーズに見られる横長のカメラバーがなく、背面がほぼフラットなのが特徴だ。また、より高価なPixel 9シリーズよりも大容量の5100mAhのバッテリーを搭載している。
Pixel 9aはこれまでのPixel aシリーズ同様、必要十分な機能が盛り込まれた、コストパフォーマンスの高い選択肢になりそうだ。これにはOSとセキュリティのアップデートが7年間保証されることや、「Gemini」のさまざまなAI機能へのアクセスも含まれる。Geminiは最終的に「Android」スマートフォンの「Googleアシスタント」を完全に置き換える予定だ。
今回、Googleは日本での発売時期を「近日中」としており、これはPixelシリーズがこれまで同国で非常に好調な売れ行きを示してきたことを踏まえると注目に値する。発売を遅めにすることで、日本での発売に向けた準備を整えているのかもしれない。
Pixel 9aは、Appleが599ドル(日本では9万9800円)の「iPhone 16e」を発売してから1カ月余り後に登場することになる。iPhone 16eは、「iPhone 16」よりやや手頃な選択肢と位置づけられている。
Googleのサポートページこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡