エプソン販売などを傘下に収めるセイコーエプソンは2月21日、同日開催の取締役会で社長の交代を決議したと発表した。
4月1日から、取締役 執行役員 プリンティングソリューションズ事業本部長を務める吉(吉は旧字)田潤吉氏が代表取締役社長に、代表取締役社長を務めている小川恭範氏は取締役会長に就任する。
新代表取締役社長となる吉田氏は、1988年に入社。プリンター事業戦略推進部長、DX推進本部副本部長などを歴任していた。
新代表取締役社長への選定理由として小川氏は、「これまでずっと技術系の人間が社長をやってきたが、(吉田氏は)営業、マーケの出身。顧客の視点で戦略を立てられる。これからのエプソンを変える人物としてふさわしいと判断した」と話す。
吉田氏も、「技術そのものを含めて、価値をどう届けるかが重要になってくる。グローバルの経験なども活用していきたい」と続けた。
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