DeNAは2月3日、決済サービス「DeNA Pay」の本格提供を開始したと発表した。
「DeNA Pay」は、DeNAアカウントを保有するユーザーが利用できる決済サービスだ。事前に残高をチャージするプリペイド式で、残高のチャージ方法は金融機関口座とクレジットカードから選択できる。
また、後述する「BAYSTARS STAR GUIDE」アプリ経由で、iPhoneのウォレットにバーチャルカードを追加できる。これにより、タッチ決済の対応店舗でも利用できる。なお、Androidスマートフォンでのタッチ決済は3月頃に対応する。
このBAYSTARS STAR GUIDEはアプリは、横浜スタジアムでの野球観戦から買い物までをスマートフォン1つで完結させられるアプリだ。DeNA Payを標準で組み込んでおり、スタジアムではコード決済などで支払いができる。現時点ではiOS版のみで、主な機能は下記の通りだ。
1. 電子チケットの表示(ペーパーレス入場)
2. 座席までの道案内
3. 「ハマスタナビ」による店舗や施設への案内
4. 試合中の選手情報のリアルタイム配信
5. デジタル会員証機能
DeNA Payは今後、DeNA Payをベイスターズ以外の各事業領域へ順次展開するという。
「当社は多様な事業を展開する中で、お客様との関係性をより深め、シームレスな体験を提供することを目指している。この度の決済サービス導入は、その取り組みの一環として実施するもの」とDeNAは説明した。
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