iPhoneの顔認証「Face ID」が使えない場合の対処法

Lisa Eadicicco (CNET News) 翻訳校正: 編集部2025年01月21日 10時22分

 「iPhone」のロック解除や「Apple Pay」での決済をしたいのに、スマートフォンのパスコードを求められることほど、イライラすることはない。

iPhoneのフロントカメラ 提供:James Martin/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます

 幸いにも、「Face ID」が機能していない場合に簡単に修正できる方法がいくつかある。Face IDをリセットするか、別の容姿を追加する必要があるかもしれないが、いずれにせよiPhoneの設定メニューから素早く簡単に実行できる。

 とはいえ、最初にすべきことはiPhoneの再起動だ。スマートフォンの電源を一度切ってから再び入れるだけで、軽度の問題が解決することは意外なほど多い。また、「設定」メニューに移動し、「一般」をタップして「ソフトウェアアップデート」を選択し、iPhoneが「iOS」の最新バージョンを搭載している状態を保とう。そうすることでバグに対処し、可能な限り高いパフォーマンスを確保できる。

 それでもうまくいかない場合は、以下の手順に従ってほしい。

  1. iPhoneのフロントカメラを拭く
  2. もう一つの容姿を設定する
  3. Face IDをリセットする
  4. 特定の設定を変更してみる

iPhoneのフロントカメラを拭く

iPhoneのフロントカメラ 提供:James Martin/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます

 Face IDを使う際にiPhoneが顔をはっきりと認識できるように、フロントカメラを拭いてみてほしい。Appleは、スマートフォンを拭く際には糸くずの出ない布を少し湿らせて使い、特定の条件を満たす消毒剤を除き洗浄用品は使わないことを推奨している。

もう一つの容姿を設定する

別の容姿を設定する画面 提供:Lisa Eadicicco/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます

 Appleによると、Face IDは容姿の変化に自動的に対応するという。しかし、認識に問題がある場合は、もう一つの容姿を設定してみてほしい。「設定」メニューを開き、「Face IDとパスコード」をタップし、求められたらパスコードを入力する。

 「もう一つの容姿を設定」をタップし、画面の指示に従って操作を完了する。

Face IDをリセットする

Face IDをリセットする画面 提供:Lisa Eadicicco/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます

 それでもうまくいかない場合は、Face IDをリセットしてみてほしい。「設定」を開き、「Face IDとパスコード」を選択してパスコードを入力し、「Face IDをリセット」をタップする。その後、「FaceIDを設定」から再度設定する。

特定の設定を変更してみる

Face IDとパスコードの設定画面 提供:Lisa Eadicicco/CNET
※クリックすると拡大画像が見られます

 「設定」メニューの「Face IDとパスコード」セクションで変更できる設定がいくつかあり、それらを変更することで問題が解決する場合がある。例えば、非接触型決済やパスワードの自動入力など、特定の作業ではFace IDがオンになっていない可能性がある。設定メニューの「Face IDとパスコード」で、「Face IDを使用」セクションにあるこれらの項目の横にある緑色のスイッチがオンになっていることを確認しよう。

 また、目を開けた状態で画面を見ているときのみFace IDを使えるようにする「Face IDを使用するには注視が必要」をオフにすることもできる。ただし、セキュリティという点ではこの設定をオンにしておく方が望ましい。スマートフォンのロック解除や決済の認証を、意図した場合にのみ実行することが確実になるためだ。

Apple

アップルの生成AIが使える「iPhone 16」(価格をAmazonでチェック)

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]