Teslaは、電気自動車(EV)「Cybertruck」(サイバートラック)を値引きしている。これに先立ち、工場での生産が遅くなっていることが報じられていた。同社のウェブサイトによると、最新モデルのCybertruckは最大で約1600ドル(約25万円)値引きされ、7万2890ドル(約1130万円)となっている。デモ用車両も最大で3410ドル(約53万円)値引きされている。
EV業界の勢力図は変化しており、Teslaは価格競争や需要減速の中、Fordなど伝統的な自動車メーカーのほか、RivianやLucidなどの新参企業との競争に直面している。Business Insiderは先週、Teslaが人気モデルであるセダン「Model Y」に注力するため、テキサス州のCybertruck組み立てラインから一部の従業員を再配置していると報じた。
Teslaの担当者はコメントを控えた。
Cybertruckは2023年の発売以来、賛否両論を呼ぶデザインやステンレス仕上げの問題(さびや斑点が生じやすい)などで批判を受けてきた。2024年12月には、2024年モデルのCybertruckを含む70万台のTesla車が、タイヤ空気圧監視システムの問題でリコールされた。Cybertruckとしては7度目のリコールだ。
最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は当初、4万ドルという価格設定をうたっていたが、現在の販売価格はその2倍近くとなっている。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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