テクノロジー見本市「CES」がラスベガスで始まったばかりだが、サムスンは人々の注目を別の主要イベントである「Galaxy Unpacked」の基調講演に集めようとしている。
サムスンは米国時間1月6日、「Galaxy S25」の発表が期待されるイベントへの招待状を送付した。このイベントでは「Galaxy AI」のアップデートも予告されている。太平洋標準時1月22日午前10時(日本時間23日午前3時)からサンノゼで開催し、samsung.com、Samsung Newsroom、サムスンのYouTubeチャンネルでもライブ配信する。
招待状には、「『Galaxy AI』の次の進化が訪れ、毎日の世界との関わり方を変えることになるでしょう。新しいGalaxy Sシリーズは現在そして将来の『モバイルAI』体験の常識を覆そうとしています」と書かれている。
サムスンによると、Galaxy AIの次期バージョンはより自然で直感的なものになるという。
AIはここ数年、サムスンやApple、Googleなどの大手スマートフォンメーカーがこぞって重点的に取り組んできた分野だ。テキストメッセージの作成支援から電子メールの要約、写真編集の簡素化など、これらの企業はモバイルのAIを、生活を容易にする手段として推進してきた。一方、米CNETによる2024年8月の調査によると、スマートフォン所有者の4分の1がAI機能を便利だと思わないと回答している。スマートフォンメーカーが人々のニーズにより良く応えるよう製品を改良し続け、消費者がデバイスに搭載されたAI機能に慣れていくにつれ、状況は変わるかもしれない。
サムスンは通常、年2回Unpackedを開催する。1月か2月には新型Galaxy Sシリーズ、夏には折りたたみ式スマートフォンの次世代モデルを発表することが多い。2024年には、夏季五輪を控えた7月にパリで開催し、「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発表し、Galaxy AIにも重点を置いていた。
サムスンのプレスリリース
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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