Appleは米国時間10月30日、「M4」「M4 Pro」「M4 Max」プロセッサーを搭載する新型「MacBook Pro」を発表した。CPUとGPUの性能向上のほか、AI処理性能の高速化やバッテリー持続時間の改善をもたらす可能性がある。
M4シリーズは、第1世代より高速な第2世代の16コア「Neural Engine」を搭載しており、初期の「Apple Intelligence」機能をサポートする。これらの機能は、「macOS 15.1」および今後のアップデートで展開される。M4はCPUコアが最大10、GPUコアが最大10、M4 ProはCPUコアが最大14、GPUコアが最大20、M4 MaxはCPUコアが最大16、GPUコアが最大40となっている。つまり、ゲームにおいては、ProとMaxの間に大きな性能の差がある可能性が高い。「M3」世代から特に大きく飛躍したのはProであり、メモリー帯域幅が150GB/sから273GB/sへと大幅に向上している。
RAMは14インチモデルが16GBから、16インチモデルが24GBから。
物理的には、14インチモデルにThunderboltポートが1つ追加され、計3ポートとなったことを除いて、どちらのMacBook Proにも目に見える変更はない。M4 Pro/M4 Max搭載モデルには、Thunderbolt 5ポートが搭載されている。カメラは1200万画素のセンターフレームカメラにアップグレードされた。14インチのM4モデルは、上位機種と同じくスペースブラックも選択可能になった。
「Liquid Retina XDR」ディスプレイはSDRコンテンツで輝度を最大1000ニトまで上げることができ、さらに反射を抑える「Nano-texture」ディスプレイも選択できる。バッテリー持続時間は最大で24時間とされている。
MacBook Proの14インチモデルは1599ドル(日本では税込24万8800円)から、16インチモデルは2499ドル(同39万8800円)から。予約受付は即日開始され、出荷は11月8日の予定だ。
Appleのプレスリリースこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス