九州旅客鉄道(JR九州)は10月30日、NFT×ファッションに参入すると発表した。
第1弾商品としてフーディとNFTのセットを販売する。11月9日と10日、東京都渋谷区の「SOMSOC gallery」で展開するPOP UP SHOPで先行販売するほか、11月15日から通信販売も実施するという。
JR九州は、NFTを活用することで顧客と多様な接点を築くとともに、新しい価値や九州の楽しみ方を提案することを目指す「JR九州 NFT」プロジェクトとして、NFTの販売や駅、列車における無料配布に取り組んでいる。
今回発表した取り組みでは、デジタルの世界をより身近なものとして楽むため、WEB3.0を活用したシステムを提供するSHA256(シャーニゴロ)と、NFTマーケットプレイス「OpenSea」で5556個、2万2006ETH(10月24日13時時点で約85億円)分のNFTを販売するプロジェクトチーム「WEIRDO GHOST GANG」(ウィアードゴーストギャング、WGG)とともに、実物としてのアパレルとデジタルコンテンツとしてのNFTを組み合わせて販売する。
第1弾商品は、着用できる本物のフーディとNFTのセットで、日本初上陸となるWGGがJR九州コラボのために制作したオリジナルイラストを活用する。
フーディの色は黒で、S、M、L、XLをそれぞれ120着用意し、価格(税込)は1万5000円。
購入後は、フィーディに同梱するQRコードよりNFTを取得可能。SHA256が提供する販売サイト内のメタバース空間においてマネキンに着用させたり、スマホのカメラで撮影する際にAR機能を活用して画面内に着用したマネキンを表示させたりできるという。
なお、POP UP SHOPでは120着のなかから100着を販売予定。通信販売は日本国外からも購入できる仕様で、商品が無くなり次第販売を終了するとしている。
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