JR九州、「SUGOCA」定期券を利用したサブスクの実証実験--駅弁1個で飲料サービスなど

中井川学(編集部)2022年11月28日 13時49分

 JR九州は12月1日からトイポと協同で、博多駅近郊や福岡都市圏で利用できるサブスクリプションサービスの実証実験を開始する。

 「SUGOCA」の通勤定期券を持つユーザーが対象で、プランに応じた月額のサービス利用料が必要。各サブスクリプションサービスは2023年3月31日まで購入可能で、4月30日まで利用できる。

シナボン・シアトルズベストコーヒー

 ユーザーは同サービスのPRポスターやJR九州の公式ホームページに記載のQRコードなどから「toypo」アプリをダウンロードし、SUGOCA定期券の裏面にある17桁のID番号を利用して会員登録できる。

 会員登録後は希望のサブスクリプションサービスを購入することができる。JR博多駅や福岡都市圏の店舗で利用可能なサービスがラインアップされているという。

 JR博多駅内の「シナボン・シアトルズベストコーヒー」は月額(税込)6000円でテイクアウトのSサイズコーヒーが、毎日2杯まで無料になるサービスを提供する。

 また、駅弁を販売する「駅弁当」は、月額300円で、駅弁1個につき、ペットボトル飲料が1本無料になるサービスを提供する。同サービスはJR博多駅近郊の博多口店、筑紫口店、新幹線口店の3店舗で利用可能だ。

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