ソーシャルネットワークの「Bluesky」が人気上昇中のようだ。先週、Blueskyは米国の「App Store」の無料アプリ部門で、「TikTok」や「Instagram」を抜いて5位にランクインした。Appfiguresの数字を基にしたTechCrunchの記事によると、その1週間前は181位だったという。
Blueskyは10月19日、2日で120万人以上の新規ユーザーを獲得し、総ユーザー数が1200万人を突破したと投稿した。
Blueskyは、「X」(旧Twitter)と多くの類似点を持つソーシャルメディアプラットフォームだ。Xは富豪のElon Musk氏による買収以来、数々の変化を遂げてきた。認証済みアカウントを示していた青いチェックマークの取得条件を変え、以前に禁止されたアカウントを復活させ、新たなサブスクリプションプログラムを開始した。
そしてXは17日、ブロック機能の仕様をまもなく変更すると発表した。現在、この機能では特定のユーザーに自分の投稿を見られないようにできる。変更後は、ブロックされたアカウントでも、ブロックした側のアカウントが公開設定になっていれば投稿を閲覧できる。投稿への「リプライ」「いいね」「リポスト」は今後もできない。
あるXユーザーはこの発表に対し、「それはブロックではない。ストーカー行為を助長しているだけだ」と指摘している。
また、Xは利用規約を更新し、サービスに関するユーザーによる訴訟はテキサス州の裁判所にのみ提起されるものとした。「(その裁判所の)裁判官は政治的な訴訟で、保守側に有利な判決を出すことが多い」とThe Globe and Mailは報じている。
こうした最近の変更により、Blueskyへの関心が高まった可能性がある。The New York Timesによると、ユーザーらはBlueskyがXに最も近いアプリだと語っているという。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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