KDDIは10月17日に開催したネットワーク説明会で、「povo 2.0」と「UQモバイル」の新料金を発表した。
このうちpovo 2.0では、新トッピングとして「360GB(365日間)」を税込2万6400円で提供する。1カ月あたり30GBを2200円で利用できる計算だ。
また、同日開催する「1年間トッピングデビュー割」の適用で、2640円相当のau PAY残高が還元され、30GBが実質1980円で利用できるとしている。
なお、楽天モバイルは「楽天最強プラン」でデータ無制限を月額3168円で提供している。「Rakuten Link」の無料通話のような特典は同トッピングには含まれないものの、1カ月のデータ使用量が30GBを超えない楽天モバイルユーザーにとっては、強力な乗り換え候補となる。
さらに、UQモバイルでも新料金「コミコミプラン+」を発表。月額料金は3278円で据え置きつつ、データ容量を20GBから10GB増量して30GBとした。また、10%増量特典として月間3GBをさらに増量し、月33GBを利用できるようにした。
20GBプランの30GBプランへの容量引き上げは、NTTドコモも「ahamo」で実施している。動画コンテンツの拡大でユーザーが消費するデータ容量は増加を続けており、料金プランもそれに合わせて改定する。一方の楽天モバイルは「無制限」を武器に大容量のデータ通信を利用するユーザーの取り込みを図る。
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