パナソニックは、エアコンの利用動向と冬のエアコンの節約術を発表した。物価高対策として8月に再開した政府の電気代補助が、10月使用分をもって終了することに合わせたものだ。
調査は9月12~19日に実施した。対象は全国のエアコンを所有している20~60代の男女で、548人の有効回答があった。
2024年の夏は酷暑となった。「昨年と比べて電気代が増えたか」という問いには、58%が「増えた」と回答し最多だった。また「あまり変わらない」が23%と続いた。
7月の増加額は、「2000~5000円未満」が最多の45%、「2000円未満」が27%、「5000〜1万円未満」が17%と続いた。「1万円以上」増加した回答者も11%いた。
「電気料金値上げが続いているが、値上げの負担を感じることがあるか?」では、40%が「強く感じる」と回答、「やや感じる」も40%と、80%の人が負担を感じていたという。
「エアコンの冷房と暖房、電気代が高いのはどちらだと思うか」という問いには、45%が「冷房」あるいは「同じ」と回答した。「わからない」も16%だった。しかし実際には、気温の日較差が大きく、また冷やすよりも暖める方が電力を消費するなどにより、暖房の方が電気代が高い傾向にある。正しく回答できたのは39%だった。
エアコン内部クリーナー Ag消臭プラス(Amazon:同リンクから購入すると編集部に収益が発生する場合があります)
また、パナソニックは、暖房シーズンに実践したい「冬のエアコン節電術6選」も発表した。内容は「エアコンの掃除をこまめに行う」「設定温度は上げすぎない」「風量は自動に設定する」「窓の遮熱対策をする」「サーキュレーターを併用する」「室外機の周辺を掃除」というものだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス