米カリフォルニア州の連邦地裁は米国時間10月7日、Googleに対し、3年間にわたり同社の「Google Play」ストアでサードパーティーによるアプリストアの配信を認めることなどを命じた。
この命令は、Google Playの販売手数料などが反競争的であるとしてEpic GamesがGoogleを提訴した裁判で、2023年12月にEpic Gamesに有利な評決が下されたことに基づくもの。
Googleは11月1日から3年間にわたり、サードパーティーのアプリストアを禁止してはならず、それらのストアに対し、Goole Playで配信中のアプリへのアクセスを認める必要がある。
また同じ期間、アプリストアを立ち上げないことやGoogle Playに優先または限定してアプリを配信することに対して、見返りを提供することも禁止される。OEMに対しては、Google Playをプレインストールすることに見返りを提供してはならない。
さらに、「Google Play Billing」以外のアプリ内課金手段を認めること、Google Play以外でアプリをダウンロードできるリンクの提供を認めることが義務付けられる。
Googleはこの命令を受け、控訴する意向を明らかにした。控訴の判決までは命令を保留するよう、裁判所に求めるとしている。
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