電通は9月20日、「東京ゲームショウ 2024」(TGS2024)のバーチャル会場となる「東京ゲームショウ Digital World(デジタルワールド)2024」(TGSDW2024)をオープンした。期間は10月6日24時までを予定しており、参加料は無料。対応機種はWindows PC、Meta Quest 2 (App Lab / Link機能) 、Oculus Rift series、HTC Vive Pro series、Valve Index、iOS iPhone、Androidスマートフォン。
これは、9月26日から9月29日までの4日間、幕張メッセで開催するTGS2024のバーチャル会場として提供されるもの。これまで「東京ゲームショウVR」(TGSVR)の名称で開催していたが、今回からTGSDW2024へと変更。VRデバイスがなくともバーチャル空間を楽しめるコンテンツとしており、電通は全体の企画・運営を担当している。
TGSDW2024では、天空に浮かぶゲームの国「ゲームアイランド(Game Island)」を舞台として、ゲームをもっと好きになる体験を提供。来場者はアバターを身にまとい、さまざまなスペースを巡り、クエストや景色を楽しみながら旅するように会場を回ることが可能。ゲーム関連企業はもちろん、プロモーション協賛企業も参加しており、バーチャル空間へのオリジナルブース出展ならびにブランド体験の場として活用していく。
今回は新たに、バーチャル空間にAI NPC(Non Player Character)を配置。来場者はAI NPCとの会話を楽しむことが可能。AI NPCはバーチャル会場内の紹介や、来場者が訪れたいブースまでのナビゲーションなど、リアルタイムで来場者の問いかけに対応する。また、3年ぶりに公式グッズ販売も行い、AI NPCが来場者に向けた適切な商品情報を提供することで、購入までストレスのない購買体験をサポート。AIの活用で出展企業・来場者双方の体験価値の向上を目指すとしている。
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