東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月10日、多機能ロッカー「マルチエキューブ」において、宿泊先のホテルに手荷物を当日配送するほか、自宅などへも配送できるサービスを開始すると発表した。
マルチエキューブはこれまで、予約と預け入れや宅配便の受け取りなど、サービスを拡充してきた。
今後はこれに、専用サイトで事前に予約し対象のロッカーに荷物を預け入れると当日に指定したホテルで荷物を受け取れる「ロッカーホテル即配サービス」、ユーザーが指定した自宅などの場所で荷物を受け取れる「ロッカーどこでも配送サービス」が加わる。これにより、駅のロッカーを活用し、ホテルに立ち寄ることなく手ぶらの観光や出張が可能になるとともに、発送予約ができ、ロッカーを探す手間を軽減できるという。
予約開始日は19日で、発送は東京駅や新宿駅のマルチエキューブから可能。ロッカーホテル即配サービスは東京23区内および浦安市内のホテル、ロッカーどこでも配送サービスは日本国内の指定場所で受け取れる。配送料金は、ロッカーホテル即配サービスはSサイズ3100円(税込)から、ロッカーどこでも配送サービスは配送先が関東の場合、SSサイズ2500円(税込)から。
JR東日本は、駅、レジャー施設、商業施設など日本全国でマルチエキューブの設置を推進し、2026年度までに1000台3万口の展開を目指すという。
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