東急不動産とSkeleton Crew Studioは9月10日、Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)で展開するクリエーター拠点「404 Not Found(ヨンマルヨン ノットファウンド)」において、インディゲームクリエーターと作品を応援する新たなプロジェクト「Game Creator Finding」を開始すると発表した。
このプロジェクトでは、作品制作の資金サポートや、ゲーム内容のブラッシュアップ、制作チーム内でカバーできないリソースの提供、また作業環境やPR機会の提供など、幅広くサポートを行う。また404 Not Foundでは、作品の紹介、体験会の実施、技術交流の機会なども創出し、支援する作品だけでなく、さまざまな作品やクリエーターが一緒にタイトルを磨き上げる機会も、参加者同士で企画し実現する場所を目指す。
404 Not Foundを東急不動産とともに運営する、一般社団法人渋谷あそびば制作委員会の代 表理事で、インディーゲームの祭典「BitSummit」の主催者でもあるSkeleton Crew Studio代表の村上雅彦氏を中心に、ゲームプロデュースやクリエイティブのアドバイザーが集い、活動の幅を広げたいクリエイターを発掘、支援を行うという。
さらに渋谷サクラステージを起点として広域渋谷圏に展開し、東急不動産が全面的にバックアップすることで、制作及び活動拠点、制作費についてはもとより、作品ローンチにおけるPRも含めサポート。クリエーター同士のコミュニケーションが図る場の提供など、サポートするクリエイターの状況に合わせて、クリエイティブに集中できる環境を提供する支援プログラムに取り組んでいくという。
またこのプロジェクトでは制作支援を中心としながら、インディゲームクリエーターのコミュニティも広くサポートしていく予定。Game Creator Incubation(GCI)構想として、作品の目標地点を世界に出すだけではなく、世界で注目されるへとより高く設置すべく、切磋琢磨できる、単なるコミュニティスペースにとどまらない、人材や技術などさまざまなノウハウを提供する拠点を、404 Not Foundを中心に展開するよう準備を進めている。
東急不動産とSkeleton Crew Studioはこのプロジェクトにて、渋谷サクラステージと404 Not Foundに集うクリエーターの新しいチャレンジを応援し、その可能性の最大化を目指せる環境を提供できるよう、展開を進めていくとしている。なお、7月25日の404 Not Found開設に合わせて、支援クリエーターの選定や実施を進め、2作品について支援を決定した。
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