アマゾンジャパンは9月4日、 「Ring」(リング)ブランドで展開する新しい屋内用セキュリティカメラ「Ring 首振り機能付きインドアカム(Pan-Tilt Indoor Cam)」の日本での出荷を開始する。
同日に実施した新製品説明会では、タレントでRingのアンバサダーを務める森泉さん、ヒロミさん、松本伊代さんを「1日見守りサポーター」に任命。それぞれのRingの活用方法などを明かした。
ドアベルやセキュリティカメラなどを展開するRingは、屋内用見守りカメラとして首振り機能付きインドアカムや、2023年6月に発売した「Ring Indoor Cam(第2世代)」などをラインアップしている。
マイクとスピーカーを活用した双方向音声機能、カメラが人の動きを検知すると通知するモーション検知機能などを搭載し、スマートフォンの「Ringアプリ」経由でライブ映像を確認可能。留守番中のペットや自宅の様子を外出先などから確認できる。
「Amazon Alexa」に対応しており、「Echo」デバイスや「Fire TV」シリーズなどを通したライブ映像の確認、音声応答などにも対応する。「アレクサ、ガレージを見せて」などと話しかけることで、対応するEchoデバイスの画面上でそれぞれのカメラのライブ映像を確認できる。
首振り機能付きインドアカムは、左右360度、上下169度を確認可能。スマホのRingアプリからカメラの電動マウント部分を操作して、カメラを左右に回転、上下に傾けるといったことができる。HDビデオとカラーナイトビジョン機能を搭載し、ライブ映像も鮮明に確認できるとしている。
8月21日から「Amazon.co.jp」で予約を受け付けており、販売価格(以降、価格は全て税込)は7980円。「ブラック」「ホワイト」の2色を展開する。
Ring Indoor Cam(第2世代)は、手動で左右にカバーをスライドすることでカメラやマイクのオンとオフを切り替えられる「プライバシーカバー」を搭載する。
販売価格は4980円で、従来のブラックとホワイトに加えて6月に新色の「スターライト」「ブラッシュ」「チャコール」を追加。計5色を展開している。
2023年に結婚30周年を迎えたというヒロミさん・松本伊代さん夫妻は、子どもが小さい時や4匹の犬を飼うなど、外出時に不安を抱えることが多かったという。「守らなきゃいけない人がたくさんいる。出かけるときにいつも追いかけてきて、かわいそうだなと思いながら出かけていた。どうなっているのかなと思って(外出中の犬の様子をRingで)見てみたら、寝ていた。安心できた」(ヒロミさん)と振り返る。
また、2023年からRingのアンバサダーを務める森泉さんも、「11台(のRingデバイス)を活用している。あるだけで安心できて余計な心配がなくなった。ストレスなく旅行もできる」とRingの有用性をアピールした。
アマゾンジャパン デバイス事業本部 Ring 事業部 部長を務める大石愛氏は、「30カ国以上で事業を展開するRingは、日本では2022年の4月に事業を開始した。2023年は前年比70%の成長、2024年は40%以上の成長になる見込みだ。2024年以降は量販店や販売店など、これまで以上に皆様とのタッチポイントを強化して事業を拡大したい」と話した。
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