ソフトバンクとトヨタ自動車のジョイントベンチャーであるMONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)は8月28日、東京臨海副都心(有明・台場・青海地区)の公道で、自動運転技術を活用した移動サービスを2024年度後半に開始すると発表した。
まず関係者向けの試乗を開始し、準備が整い次第、一般の利用者向けにサービスの提供を開始する。乗車定員は運転手を除き5人で、時速は40km未満。2024年度中の乗車運賃は無料で、MONETがオンデマンドサービス向けに提供するアプリ「MONET」で乗車を予約できる。
将来的には、さまざまな配車アプリから自動運転車両の乗車予約をできるようにするほか、数十台の自動運転車両を遠隔で監視するシステムを開発し、車両の台数やサービス提供エリアを拡大する予定としている。
車両は、トヨタのミニバン「シエナ」をベースにMONETが調達した2台(運転の自動化レベル2)を使用する。なお、9月21日に有明ガーデンで開催する「有明まつり 2024」で展示するという。
有明地区と台場地区、青海地区は、東京都による「自動運転の実装に向けた社会受容性向上支援事業」の推進区域に設定されている。
またMONETは、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受けている。東京都および関係省庁と連携して、自動運転サービスの社会実装に向けて取り組みを推進するとしている。
プレスリリースCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡